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SWEET GREEN LAND

A blog of Japanese fly fisherman living in Otago, New Zealand

Other Fly Fishig Gears

自分のフライフィッシングを支えるライン、アクセサリー、ウエアなど。フライ専用ではなくてもいい物は積極的に導入しています。


McLEAN WEIGH NET SHORT XL


NEW ZEALAND, McLEAN社のランディングネットです。初めXLじゃデカすぎかなあって思ってましたが、いやいや。NZの魚はデカいんでこれくらいないとダメです。 NZでは川の遡行もけっこうアドベンチャラスな感じになるので、木枠の工芸品のような柔なものは使い物になりません。でかくてしっかりした丈夫なネットが 必要です。


このネットはグリップのエンドキャップを引っぱるとウエイトスケールが出てくる。ネットインした魚をそのまますぐに測れる優れモノ。スケールもなかなか正確でいいです。
写真はlb.表示のほうですが、反対側にはkg表示もあります。
NZのトラウトフィッシャーマン標準装備のネットですね。

23/09/2013


RIVERWORKS NEW ZEALAND RX2 Fly Vest


ベストに特にこだわりはなく、SIMMSでもよかったんですが、せっかくNZに来たのでNZにしかないものを使いたいという想いから、このベストにしてみました。クオリティーは?
NZクオリティーです(笑)
造りの丁寧さや、ディティールはSIMMSや日本製にはかないません。でも、そんなに悪いわけでもありません。


トラウトのロゴマークはなんだかSIMMSもどきですね。
主に川で着用。自分にはサイズSで十分です。

30/09/2013


Foxfire エアロポーラス・ラージブリム


去年(2012)の10月にNZで釣行を始めた頃、春のNZは雨が多く、天気がホントに変わりやすいので、防水の帽子が欲しくて、このFoxfireの エアロポーラス素材が内側にライニングしてある帽子を東京でお世話になっているショップのLoop to Loopさんにお願いして送っていただきました。コロコロと変わる春のNZの天気でも、いちいちフードを被ったりはずしたりせずに釣りができるので楽です。

防水性能はかなり高いです。さすがにヘビーレインで1日降りっぱなしだと、被るキャップの部分とツバの縫い目から若干浸みてきますが、通常の降り具合なら問題なし。


アゴひも付きで風に飛ばされないのもいいし、サイドをはね上げることも出来る。

 写真だとツイードっぽい布地のテクスチャーが夏には暑そうに見えるけど、実物の布地は薄くて軽量で夏でも全然OK。

あと、自分の場合、そもそもあまりフードを被りたくないんです。フードを被ると風の音とか、水の流れる音とかがあまり聞こえなくなってしまって、釣りをしていてどうもしっくりこない。
釣りってやっぱり自然の中でやるものだから、そういう自然の中の音が聞こえなくなってしまうとどうもあんまり釣れる気がしない。だからこの帽子を被って釣っていれば、フードで耳をふさがないですむのでとっても具合がいい。

全く同じものはもうカタログから消えたようですが、ゴアテックスの同じタイプのが変わりに出ているようです。

この帽子はホントに買ってよかったです。

01/10/2013


SIMMS SUNGAITER


もう日焼けする歳でもないし、皮膚がん(メラノーマ)発症率が世界一といわれるオーストラリアや、たぶんそれとあまり変わらないニュージーランドの強い紫外線にさらされる釣りでは必需品でしょう。メラノーマは自分のようなアジア人はあまり心配ないけど、白人はこの病気で亡くなってしまう人もけっこういるという怖い病なんですよね。それでもビーチ遊びを愛して止まないオージーやキウィの人って。。とも思うけど。まあ、ビーチカルチャーですからね(笑)。NZの白人社会においては、自分の肌は十分に色がついているのでこれ以上黒くなくていいし、日焼けで顔がシワシワになるのはイヤだ。最近、バス釣りの世界でもサンバンデッドやら、ネックゲーターやら流行ってるようだけど、フライの世界ではだいぶ前からあったし、なんか今さらって気もしますが...だから、バス釣りでも他人と違ったものが欲しいって人はSIMMSもいいですよ。

02/10/2013


VARIVAS Vermax磯(フロートタイプ)8号


レイクフィッシングで、シューティングヘッドシステムのランニングラインに使っているのはもっぱらこのライン。VARIVASの磯用ナイロンライン、Vermax磯 8号(DIA0.470mm)です。
フロートタイプのこのラインは浮力も高く、滑りがいい。すごくさばき易いラインです。


白っぽいピンクのラインカラーは、視認性も高くて使いやすい。
このラインにBENECCHIのウルトラストロングスレッドで大きなループを作って、シューティングヘッドと接続しています。
このラインで扱いに慣れたら、ラインバスケットもほとんど使わなくなりました。
150m巻きの売価が1500~1700円くらいで、フライブランドのモノフィラより安くて全然いい。50mずつ使えば3回使えます。VARIVASのカタログによると200m巻きも出てるようだけど、売っているのを見たことないです。200m巻きなら、40mずつで5回いけますね。
オススメのラインです。

26/09/2013

SUNLINE 落としこみ黒鯛MARK-WIN & 磯スペシャル VISIBLE MARK-E


チェコニンフィングのリーダーに使用しているのがこのSUNLINE 落としこみ黒鯛MARK-WINか磯スペシャル VISIBLE MARK-E です。
100m巻きと150m巻きの違い、ラインカラーが白、黒、オレンジの3色か、白、黒、グリーン、オレンジの4色かの違いで、使い心地に大差はありません。2号がメインで、トラウトのアベレージがデカい川では2.5号も使います。
数釣り勝負のトーナメンターは2号かそれ以下だと思いますが、自分の場合はこのメソッドをプライベートの良型狙いに流用しているので、あまり細いものは使いません。


チェコニンフのリーダー用として、黄色などのナイロンラインは出ていますが、単色だとラインの横方向の動きには問題ありませんが、縦方向に引き込まれるようなアタリを見取るには、色分けされているこのタイプが断然有利だと思います。結局このラインに行き着きました。

このラインをリーダーとして4ヒロ(約7m)とって、その先にフロロのティペットを接続します。
同じSUNLINE社のフロロライン、FCスナイパーBMSなども使えるとは思いますが、やはりタングステンビーズ付きとはいえ、ルアーに比べてウエイトの軽いニンフを操作するので、ラインの重量が軽いナイロンのほうが扱いやすいと思います。10’0”のロングロッドのティップから水面にささるまでの間のラインが重いと弧を描いて垂れてしまい、手前に寄ってきてしまうからですね。ルアーの世界の、例えばジョイクロとか、 i字系のセイラミノーあたりだと逆にこの手前に寄ってしまう”フケ”だけでルアーを動かすメソッドもありますけど、川の場合はカレントが速いので、出来るだけダイレクトに流れに乗せて流したい。手前には寄って欲しくないんですね。

26/09/2013


DAIWA D-FRON α 磯


NZではリーダー、ティペットは恐ろしく高価なので、日本に帰国するたびにライン関係は大量に購入します。ナイロンのリーダー、ティペットはまだそれほどでもないんですが、特にフロロがとにかく高くて、例えばTROUT HUNTERのナイロンティペット50mが$12でこれは普通というか、むしろ安いくらい。コレに対して同じTROUT HUNTERのフロロティペット50mが$35とかナイロンの3倍位する。この差は何なんですかね~
日本だったらナイロン1200円、フロロ1600円とかですよね?
で、このダイワのベーシック磯用フロロハリス、ディーフロンα磯の、1.7、2、2.5号をレイクで、1、1.2、1.5号を川のチェコニンフに使ってます。メインはレイクの2号と、川の1.2号ですね。
高価なラインを惜しんでケチケチ使うより、コレでどんどん交換して、常にフレッシュなティペットのほうがいいかなと思って使い始めました。
60m巻きで735円とかなり経済的。


スプールサイズもフライのティペットと同じで薄型。もともと付いている真ん中のラインストッパーを取ってしまって、スプールバンドは使用済みのフライのティペット付属のものをつけて使ってます。
フロロにしてはそんなに硬くなくて使いやすいし、けっこう信頼して使ってたんですが、この冬のレイク通いで2~3回、自分的にはちょっと想定外の切れ方をした時があって、まあベーシックタイプだし、信頼性はやはり最高とはいかないようです。
加えて、前回帰国したときにはプライスも840円だか、100円ほど値上がりしていたような覚えもあって、このラインのおいしさもちょっと落ちてしまったか?
そんなわけで、今後もコレを使い続けるかはちょっと未定ですが、ティペットとして十分使えるハリスです。ブラウンもレインボーも自己ベストの魚はこのハリスの2号(0.235mm)でランディングしてます。
しかしハリスも道糸も、磯用のラインはフライに転用可能なものがけっこうありますね。

04/10/2013


GANCRAFT ROTARY PIN ON REEL


ピンオンリールもいろいろなモノを使ってきましたが、意外に自分の求めている理想のモノがない。一見便利そうでも使ってみると??なモノや、耐久性がいまひとつなモノが多いですよね。
そして、普通の釣具屋さん(キャスティング)でこのバス釣りブランド、GANCRAFTのピンオンリールを見つけ、コレは!と思って試してみることにしました。
超GOODです!!
まず引っ張る方向に360度回転するのが欲しかったのと、出来ればピンとクリップ両用のものがよかった。このピンオンリールはこの条件を両方クリアしている上に、さらに


ホルダーが着脱式!!


そしてピンの針が短めで、引っ張った時にピン針が反って、抜けてしまうことがない。
けっこうピンが反ってしまうのが多いんですよ。一度曲がるとやはり金属疲労を起こして、まっすぐに戻しても、またすぐ曲がってしまいますよね。
この辺がしっかり対策してあるのがいい。
コードにもショックアブソーバーのシリコンゴムが付いてるし、コレは自分的にはほぼ理想のピンオンリールです。
自分もバスやるんですが(かつてはバスオンリーだった)、特にガンクラフトのファンではないし、ジョイクロも持ってません。
だから買うときに、フライマンなのにガンクラフトかあっていうのはあったけど、コレはすっかり気に入った!今度帰国したら予備にもう1コ買うかも。

04/10/2013


KAZUO KAWASAKI MP-992


視力はもともと良くないほうで、以前はコンタクトレンズを装着してから偏光グラスを掛けていました。自分にとってアイウエアは仕事を含めた日常生活でも釣りでも常に必要なもの。40歳を過ぎて、そろそろ遠近両用の導入も考えなくてはならなくなり、普段使いでもカッコイイメガネが欲しいし、釣りの時は手が汚れていることも多いため、コンタクトの扱いも面倒。偏光は少なくとも2色は使い分けたい。何かいい解決策はないか。

いろいろ悩んだ挙句、行き着いたのがこのKAZUO KAWASAKI MP-992にクリップオンのシステムでした。

チタンフレームの軽い掛け心地で普段使いのメガネとしては文句なし。遠近両用のレンズをセットアップしてもらった。
 

この小さな2つの溝に


このハンガー状のパーツがワンタッチではまって、専用のクリップオンレンズが装着可能。


オーバーグラスON,OFF,どちらでもカッコイイデザイン。
 

サイトフィッシングに欠かせない偏光グラスはPOLAWING SPXで、真ん中のライトコッパーがメイン。
右のライトグリーンがローライトコンディション用。
左のダークグレーは車の運転用で、このMP-992専用クリップオンを買うと最初から付いてくるもの。これも偏光グラスです。


参考までに、以前掛けていたOAKLEYのストレートジャケットにTALEXのプラスティックレンズが入ったものが32.23g。


KAZUO KAWASAKI MP-992は18.04g。


オーバーグラス装着でも29.63g。軽い!

ただ、総重量は軽くても、レンズを4枚装着しているので重心が前のめりになっている感じは否めません。偏光グラス装着時は鼻パッドの当たりは強く感じます。まあ、慣れてしまえばそれほどでもありません。

フレーム、遠近両用レンズで約5万円。専用クリップオン(5千円+税)を3枚購入して、そのうち2枚を釣り用の偏光レンズに入れ替えて総額9万円くらいかかりますが、度付きの偏光グラスを作れば1本で5万円以上かかりますよね。これでコンタクトとケア用品ももう買わなくていいし、車運転しながら日が暮れたら偏光グラスを外したり、釣りで偏光レンズを換えたい場合も、レンズだけ持ち歩いていればよいので、予備の偏光グラスを丸ごと持ち歩くよりモビリティも高い。

古くからのバスフィッシング仲間である、メガネの宮川さんがKAZUO KAWASAKIのプロショップということもあって、すべてセットアップしていただきました。

自分もアイウエアはいろいろ試しましたが、このシステムはとても気に入っています。
そろそろ老眼が気になるお歳のフィッシャーマンには "one of the best" といえるシステムだと思います。

19/11/2014
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